小学生で肩こりに!? 気をつけたい「子どもの姿勢」和歌山市の整体院 幸 sachi

近年、子どもの数自体は減っていますが、小学生のケガの数は増えており、骨折の数も増えています。

小学生で肩こりに悩む子もいますし、高学年になると側弯症(そくわんしょう)と診断される子も増えてきます。

 

「側弯症」とは、本当は真っすぐな背骨が少し曲がってくる病気のこと。

 

小学1~3年生の子どもをお持ちのお母さん500人に「あなたのお子様の姿勢は?」とアンケートを実施したところ、「やや悪い~悪い」という回答は45.2%という結果がでたそうです。

そして、子どもの姿勢を「良い」と思っているお母さんは10%以下でした。

 

特に小学校1~3年の時期の姿勢は大切です。

小学校3年生くらいまでの間に体格と神経が一番成長しますし、何でも習得できる時期でもあります。

自転車を覚える、泳げるようになる、スキーを覚える。この時期に身に付けたことは、一生忘れません。また、非常に早く習得できる時期にもあたります。中学生以降に何かやらせても、なかなか同じスピードでは習得できません。

 

この時期に子どもたちにしてあげたいことは「しっかり運動させてあげること」と「しっかり運動できる骨格を身につけること」です。

 

あなたのお子様は、片足立ちをしながら靴下をはくことができますか?

片足立ちの持続時間は、バランス感覚だけでなく、太ももの筋肉の量とも関係しますし、全身の筋肉量とも相関してきます。片足立ちがしっかりできるっていうのは、転びにくい強い足腰をつくるということにもなります。

 

バランス感覚が将来にどういう影響があるのかというと、「転びにくい体」を作ります。

転ばないということは怪我をしないということ。

怪我をするお子さんというのは、転びやすいです。ちょっとした階段や段差につまずいて、足首を捻ったり、手をついて骨折したり。

大きな怪我にもなると、将来的に引きずることもあるので、怪我をしないよう過ごしたいですね。

 

小学校に上がる前後で、バランス感覚はものすごく育っていきます。

子どもさんはお母様方の背中を見て育ちますので、大人の方もぜひ運動習慣や姿勢に気を付けてみてください。