五十肩は五十歳近くになって肩が痛み、腕が上がらないから五十肩と呼びます。
五十肩という呼び方のせいで、五十肩は年のせいだと思っていませんか?
こういった意味で、誤解を生む五十肩という呼び方は変えなくてはいけないのかもしれません(^_^;)
さて、とても多くの人が悩んでいる五十肩!五十肩の人は今どんな治療をされているのでしょうか?
肩に注射をうつ?
痛み止めの薬を飲む?
「五十肩が辛いから今すぐ何とかして欲しい」という人にとっては注射も、投薬も大変有効な対処法だと思います。
しかし注射や投薬だけではいつまでたっても五十肩が無くなることはありません。
五十肩の多くは体の歪みや姿勢の悪さからきているからです。(骨折やスポーツで痛めた肩は除く)
私たちの肩は通常、とても広い範囲で動かすことができます。
身体の歪みや姿勢が悪いと、筋肉や靭帯が変な方向に引っ張られて、肩を動かせる範囲が狭くなり、傷めたり、炎症を起こしやすくなります。
特に猫背の方は、巻き肩になって肩甲骨が前方に巻き込んでしまうため、肩の関節に負担がかかります。
当院では、自分ではなかなか動かせていない、肩甲骨、上腕骨、鎖骨を正しい位置へと動かし、肩の関節に負担がかかる姿勢の改善を目指します。
まずは肩の痛みや炎症を落ち着かせ、その後は肩関節や肩甲骨の柔軟性や可動域をアップさせることが、四十肩・五十肩の改善・予防に有効です。
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