「サルコペニア」とは、ギリシャ語の「サルコ(筋肉)」と「ペニア(減少)」の造語で「加齢とともに筋肉量が減少していく現象」のことです。
原因は加齢、運動不足、低栄養、性ホルモンや成長ホルモンの減少、環境など。
特に、運動不足や筋肉不足の影響が大きく、20代でもサルコペニアと診断されるケースもあります。
サルコペニアと似た概念に「ロコモティブシンドローム」(通称ロコモ)という言葉もあります。
日本整形外科学会が提唱したもので、「筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器の障害により、要介護になる危険性が高い状態」のことです。
サルコペニアが筋肉の衰えを指すのに対し、ロコモは運動器全般の衰えを問題視しています。
姿勢を保っている筋肉は、「姿勢筋」とも言われる「抗重力筋」です。
おもな抗重力筋のうち、太ももを持ち上げる腸腰筋が衰えると、骨盤が後傾してお腹が突き出てきます。
そして太ももの筋肉が衰えれば膝が曲がり、お尻の筋肉が弱くなれば足を後ろに振り上げられず、老け込んだ歩き方に…。
腹筋群や背筋群が衰えると、お腹も背中も真っすぐ伸ばせなくなり、猫背になる…。
こうして『老人姿勢』となっていきます。
筋肉は何歳になっても発達させることができますし、「姿勢筋」がつけば、サルコペニアもロコモも予防でき、見た目も若いままと、いいことずくめ!
『健康で美しく年齢を重ねていきたい』
『痛みに振り回されず、末永く自分のカラダと「笑顔」で仲良く付き合っていきたい』
という方は、どうぞ整体院 幸 sachiにおこしください!
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