凝りや痛みが生じにくい身体にする方法はシンプルです。
前後左右のバランスがとれていればOKなのです。
前かがみの姿勢が続いたらときには、身体を反らすストレッチをする。
右手ばかりを酷使したら左手も動かす。
そうした意識をもつことも大切です。
実際に、当院に訪れる患者さまを診ていると、凝りや痛みの強い人は前後左右のバランスが大きく崩れているケースがほとんどです。
頭の位置が重心線より前に出ていたり、「まっすぐに立ってください」といってもどちらかに傾いていたり、「左右の手をまっすぐにあげてください」といっても左右の手のどちらかが曲がっていたりします。
そしてなによりも問題なのは、そのアンバランスに本人が気づいていないことです。
「自分はそんなことはない」と思っている人は、ぜひ家族や友人に「あなた、少し猫背じゃない？」「右肩がいやに上がっているね」「首がいつも傾いているぞ」などチェックしてもらいましょう！