カラダは誰しも生活していく中で少しずつ歪んでしまうものです。
地球上には重力があり、カラダは常に重力に引っ張られながら人間は生きているわけですから、当然のこととも言えます。
しかし生活習慣によって、カラダの歪み方は人それぞれで大きく異なってしまいます。
多少の歪みであれば大きな悪影響はありませんが、この歪みがひどくなると肩こりや腰痛、頭痛や便秘、女性の場合は生理痛や生理不順、不妊の原因にもなります。
さらに悪化すると歪んだ骨格が筋肉から血管、内臓をも圧迫し、血行不良や内臓疾患にまで発展してしまうこともあるのです。
考えてみれば、カラダが歪んだまま固定されてしまうのは良くないことだとわかりますよね(-_-;)
自覚症状があまりないから…
たいしてひどい症状にはなっていないから…
と軽く考えず、歪みの原因となっている日常生活を改善し、歪みをできる限り軽減して、ひどくなる前に元に戻すようにすることが大切です。
また、すでに様々な症状が出て歪みがひどい場合は、できるだけ早い段階で歪みを矯正するようにしましょう。あまりに歪みがひどくなると骨は変形し、元に戻すことが難しくなってしまいます。
ほとんどの人は「利き手」「利き足」というものがあるので、日常の無意識の中で左右どちらかだけを多く使う生活をしています。
そうすると、筋肉の付き方に違いがでてきて、カラダが歪む原因の1つになります。
例えば、極端に左右どちらかだけを使うスポーツをしている人は左右で筋肉の付き方が極端に異なります。
この筋肉のバランスが違うことで骨にも影響し、カラダが歪んできます。
長年スポーツを続けている人は、同時に歪みや左右差の調整をしておかないと、のちに大きな故障や障害となってしまうことも。
次に「姿勢」。
姿勢が悪いと曲がった姿勢のまま重力に引っ張り続けられていることになります。
背中を丸めた状態で引っ張られ続けると、当然そのまま曲がってしまいます。それがいわゆる猫背です。
姿勢は猫背かどうかだけでなく、左右どちらかに傾いている人もいます。
これは左右のバランスが崩れてしまっているためですが、そこにさらに重力がかかり、ますます左右に傾いていってしまいます。
姿勢は健康にとって非常に重要な問題です。
健康だけでなく見た目の印象やプロポーション(スタイル)などにも影響してくる大切な問題です。身体の左右差や歪みを整えながら、適切なストレッチやエクササイズ、トレーニングを取り入れることが必要です。
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