腰痛とひとくくりに言っても、症状は様々。
患者様に確認させていただくことは
1、痛みの場所・範囲
まずは痛む場所や範囲を診ます。
腰の上の方(背中より)なのか、腰の下の方(お尻より)なのか。
右の方が痛いのか、左の方が痛いのか。
痛む範囲は狭いのか、広いのか。
2、痛みの強さ
次に痛みの強さを診ます。
痛みというよりは、ダルいような、重たいような感覚なのか。
ズキっとするような痛みなのか。
動くのが怖いような痛みなのか。力が入りにくいような痛みなのか。
痛み始めてからの期間(昨日痛くなったのか、もう何年も痛いのか)や、痛みの持続時間・頻度も重要です。
3、どのような時に痛むか
姿勢を変えれば痛みが楽になるのか、姿勢を変えても痛いのか。
痛みを感じる動作はどんな動作か。
何をしていても常に痛いのか。
立ってるのがつらいのか。立ってる方が楽なのか。
4、 動き
腰痛は止まっているときにだけ原因を作っているのではなく、動いているときにも原因があります。
当院では立ち方(姿勢)のチェックはもちろんですが、動きのチェックも重視しています。
反ると痛いタイプなのか。前かがみになると痛いタイプなのか。
右に捻ると痛いのか。左に捻ると痛いのか。
筋力が弱かったり、身体の柔軟性が乏しかったりすると、本来使うべき筋肉を使わず、ほかの筋肉で補って姿勢や動作をとっていることがあります。
その日常の間違った身体の使い方で腰に負担がかかり、痛みや関節の障害などが後々になってでてくることもあります。
そして、腰以外で悪さをしているところも改善していきます。
姿勢や動きが悪くなる原因は、これまた人それぞれ。
股関節の固さからなっている人もいれば、背中が丸まっていることからなっている人もいれば、足首の固さからなっている人もいます。
一人一人の生活の中での動きの癖や、行っているスポーツ、過去の怪我などによって原因は様々です。
「辛い腰痛を少しでも早く治したい!」と、腹筋や背筋、あるいはウオーキングなどで筋力をつけなければ、と考える方は多くいらっしゃると思います。
しかし、人によって、「やった方がいいこと」と「やってはいけないこと」は違います。
・腰痛のタイプを考えないまま筋トレやストレッチを行う
・原因を把握しないまま患部を温めたり、マッサージする
これらは対処が間違っていると腰痛緩和に効果がないだけでなく、腰痛が悪化したり長引いたりすることもあるので、ご注意ください(>_<)
腰痛の方全員に、「この治療!」というものは、ありません。
同じ腰痛という症状の患者様でも、原因によって治療方法が違うのです。
整体院 幸 sachiでは、一人ひとりのお身体に合わせ、ご自宅でできる運動やセルフケア方法もお伝えします。
まずは、初回カウンセリングで「なぜ痛むのか」と「どうしたらいいのか」を説明いたします。
なかなか変わらない腰のお悩み、解決したい方はお電話ください。