冬から春になり、身体も動きやすくなる季節。
年中無休で常に身体をフルに動かされている方もいれば、冬場ゆっくり基礎トレーニングに励み、そろそろ始動という方も多いかと思います。
いずれにせよ、季節の変わり目、特に春は怪我や故障が多いです。
怪我や故障が起きやすい原因としては、『筋肉が冬眠から目覚めきれていない』こと。
冬の期間あまり動かず、春のスタート時期に急に動きだすと…(>_<)イタタ…
これを防ぐためには、
ポイント①、冬の時期に固まってしまった筋肉と関節を柔らかくする。
「柔らかくしておく」
これって本当に重要です。
だから運動前のストレッチは、いつもよりも念入りに!
しっかり行わないと、硬まった筋肉と関節はなかなか動いてくれません。
ウォーミングアップはしっかりと行ってくださいね(*^^*)
当院でもこの時期、ぎっくり腰や寝違えの患者様が増えます。
これも季節の変わり目の冷えからくるものでしょうか…、外気温変化と筋肉・関節・血液・神経は、とても密接な関係にあると考えています。
それと、もう一つ。
ポイント②、オーバーユースに早く気づく。
オーバーユースによる故障の原因は、腱・靭帯・筋肉等の組織の回復が間に合っていないのに、継続して負荷をかけてしまう事です。
これらは、
・筋力不足
・十分な休養が取れていない状態のトレーニング
・運動強度を増やした
というのが主な原因。
なかなか判断が難しいのですが、「練習や運動を中止すべき痛み」とは、練習やトレーニングの翌日になっても残り、トレーニング中にも覚えるような痛みです。
これは、回復する能力を超えた負荷が身体に加わった証拠。
しかもその痛みが続くようであれば、早めのケアが必要になります。
自分の身体の状態や痛みを判別できる力も大切ですね。
春は普段以上に身体のケアに重点をおき、環境に負けない、どのような環境にも安定して適応できる身体を作っていきましょう!