背骨(脊柱)が横に湾曲する「脊柱側彎症(そくわんしょう)」はいまだにはっきりと原因が分かっていない病気ですが、側弯症が自然に治ることはありません。見つかったときの年齢や背骨の曲がり具合にもよりますが、側弯症は進行することがあります。
若い時に症状がなくても出産や更年期など大人になるにつれ症状が悪化していくケースも見られ、側弯がきつくなったり、背骨や内臓の障害が出てくることがあり、強い不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。
病院では背骨の曲がり方の大きさに応じて、治療法を選択します。
曲がり方の大きさを判定する指標となるのは、『コブ角』という角度です。
・コブ角10〜25度:経過観察
・コブ角25〜40度:主に装具療法(10~23時間ほど装着する必要がある)
・コブ角40〜50度以上:手術療法を検討
【側彎症チェック】
☑肩の高さが左右で違わないか
☑左右どちらか(右側が多い)の肩甲骨が飛び出していないか
☑ウエストのくびれが左右で非対称ではないか
☑前かがみになったとき、左右どちらか(右半身が多い)の背中や腰が反対側より高くないか
側弯症かな?と思ったら…まずは整形外科医を受診して、エックス線検査などでコブ角など側弯症の現状をしっかりと把握することをお勧めします。
レントゲン画像でコブ角を確認しておくことが、適切な治療につながると考えているからです。
側彎症は軽いうちにきちんと身体のケアをすれば、改善したり、手術せず進行を抑えることが可能ですよ(*^^*)
【整体院 幸 sachiには、このような側弯患者様が来院されます】
◆病院で「経過観察」と言われたけど、ひどくなる前の予防・改善など何か対策をしたい
◆本に書かれている側弯体操をしてみたが難しかった
◆背中の痛み・肩こりは、昔、側弯と言われたことが関係してる?
◆装具を付けてはいるものの、将来的に不安…
整体院幸では個々のお悩みや希望をヒアリングし、日々の生活習慣や身体の使い方の癖などで起こる骨格の歪み、ねじれ、不良姿勢や筋肉の左右のアンバランス(片側だけ筋肉が凝って固くなったり)、柔軟性・筋力・動作分析などチェックを行い、体に負担がかからない施術で徐々に側弯の改善へと繋げて行きます。
まず第一に優先するのは、側弯によって発生していると思われる痛みや不快感をとること。
その後に、各関節の可動を取り戻しながら、筋力の強化を行っていただきたいと思います。
ご家族様や周りの方も、「何か姿勢が変だな」と思ったら、一度当院にご相談くださいませ。
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