今回のブログは腰痛のお話。ちょっとマニアックなお話になっています!(笑)
ご興味があれば、読んでみてください(*^^*)
腰痛の原因はさまざまですが、原因となるものの1つに『仙腸関節障害』があります。
仙腸関節は骨盤を作っている左右の腸骨と仙骨の間の関節です(赤矢印)。
長らく、医学界では『仙腸関節は動かない関節である』と言われていました。
動かない関節なので痛み(腰痛)の原因になるはずがないと…。
こういう風に言われていたのは、レントゲン・MRIや解剖ではわからないから。仙腸関節は意識して手でふれてみて、初めてその動きがわかる関節だからです。
元国立大阪南病院理学診療科医長の博田節夫医師は、仙腸関節は「動く関節」であり、仙腸関節の隙間を手で広げたり、関節面どうしを滑らせたりすると、動かなくなっていた仙腸関節の動きがもとにもどり痛みがなくなっていくことを多数の腰痛患者さまにおいて証明し、AKA(関節運動学的アプローチ)という治療を開発されました。
仙腸関節は、仙骨と腸骨の間のほんの1~2ミリがズレたり、引っかかったり動かなくなると、それにより痛みが出ます。
特に、ギックリ腰や動作時に痛みがあるという方は、仙腸関節に問題があることが多いです。
当院でも腰の不調や、お尻や下肢の痛み・しびれでお悩みの方は仙腸関節からの腰痛かどうかの検査をし、必要であれば関節運動学に基づき仙腸関節を正常に動かせるよう調節する治療を行います。
➡【見逃される重要な腰痛。骨盤内の仙腸関節が招く痛み】ブログはこちら
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症での痛みは、腰痛のなかで1割もないとも言われています。
腰痛の原因の残り9割りは、 レントゲンやMRI画像では問題が見付からず「原因不明」や「年齢的に仕方ない」とされがちだったり…、手術をしたが(ヘルニアまたは腰部脊柱管狭窄症の診断で)腰痛がとれなかったり…。
腰痛がなかなか治らないとお悩みの方は、ぜひ一度、整体院 幸 sachにご相談ください。